中国福建省北部の内陸側、江西省と接するあたりに武夷山の奇景はある。奇峰36、奇岩99を総称して武夷山といい、この岩山の連なる風景区で収穫されるお茶だけが真正の岩茶、正岩茶といわれる。文字通り岩のミネラル分を吸って育つことで、岩茶の「岩韻」といわれる、独特の味わいが生まれる。武夷山の稀有の自然そのものが生み出す、魔法のお茶なのである。生産量は非常に少ないので、よいお茶を確保するのも難しい面があるが、当店では、400年の樹齢といわれる銘茶「大紅袍」が生育する周辺エリアに茶畑を確保している工場より、最も中心的な品種である「肉桂」、「大紅袍」を、直接確保した。
武夷山に3本だけが残る樹齢400年といわれる「大紅袍」は、年間生産量800グラム! ぜったい市場には出回らないまぼろしの銘茶です。
出回っているものは、挿し木をして増やしたもの、という説明も当てにできません。 挿し木が本当だったとしても、植える場所は異なるのですから、味わいも違います。ですから、ホンモノの大紅袍というのは、やはり年に800グラムしか取れない、あの樹齢400年のものだけです。
じゃあ、この大紅袍はなんなの。はっきりいいます。大紅袍の風格を備えた、熟果香と岩韻をもつ岩茶です。樹種としてはたぶん「肉桂」がベースになっていると思います。
上の肉桂と比べてみると……やはり風格が違うといいましょうか。甘い香りも、熟した甘酸っぱさがつよくなります。また岩茶独特の野性的な味わいがより深く響いてくるという感じです。
武夷山に3本だけが残る樹齢400年といわれる「大紅袍」は、年間生産量800グラム! ぜったい市場には出回らないまぼろしの銘茶です。
出回っているものは、挿し木をして増やしたもの、という説明も当てにできません。 挿し木が本当だったとしても、植える場所は異なるのですから、味わいも違います。ですから、ホンモノの大紅袍というのは、やはり年に800グラムしか取れない、あの樹齢400年のものだけです。
じゃあ、この大紅袍はなんなの。はっきりいいます。大紅袍の風格を備えた、熟果香と岩韻をもつ岩茶です。樹種としてはたぶん「肉桂」がベースになっていると思います。
上の肉桂と比べてみると……やはり風格が違うといいましょうか。甘い香りも、熟した甘酸っぱさがつよくなります。また岩茶独特の野性的な味わいがより深く響いてくるという感じです。
中国福建省武夷山区の岩肌に野生する茶樹から採れる「岩茶」の一品種です。
この「大紅袍」の初代樹は、樹齢350年を経たたった4本の茶樹。
現在も生き、年間数百グラム分ほどの茶と成る葉を茂らせています。
この初代茶樹は、慎重に枝分けされて周辺の岩場に植樹され、
国によって保護されながら、その独特の風味を現在まで受け継がせています。
現在、「大紅袍」と名のることができるのは、
この茶樹から枝分けされた茶樹の中でも優れて品質が高く
またこの初代樹の風味に近いと認定された茶のみ。
(風味が大紅袍に及ばないもの、異なるものは「小紅袍」と呼ばれます。)
飲む者に充実した良い時間を提供してくれる、実力ある銘茶です。
■香り
濃厚な樹蜜の香り。 深みの中に、果実を思わせるフレッシュさがあります。
茶の世界へ一瞬で引き込まれてしまう?強力な香りです。
■味わい
トロリとしたまろやかさに、コク?甘み、香ばしさ。
そしてひとかけの酸味?苦みや渋みも含め?沢山の要素が溶け合って
最高のバランスで軽やかな味わいを生み出しています。
岩茶独特の味わいの深さを 軽やかな甘い蜜の味わいが彩り、
飲み終わりには甘やかな空気に全身が満たされます。
少し低温で淹れると?ココアを思わせるようなコクある甘さが浮かび上がってきます。