★ メトロニダゾール ★

0.2g*100粒

  • 1〜1箱
    単価:1200円
    VIP:1100円
  • 2〜5箱
    単価:1100円
    VIP:1000円
  • 6〜9箱
    単価:1000円
    VIP:900円
  • 10〜20箱
    単価:900円
    VIP:800円
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    ■メトロニダゾールの紹介 トリコゾール 200mgはメトロニダゾールを有効成分とする抗菌薬で、嫌気性菌や原虫と呼ばれる微生物による感染症の治療薬です。 嫌気性菌とは酸素の無い条件下で増殖する細菌のことです。 嫌気性菌には酸素があると増殖できない『偏性嫌気性菌』と、酸素が少ない条件下での増殖を好む『通性嫌気性菌』とがあります。 一般に嫌気性菌というと偏性嫌気性菌のことを指し、皮膚、口内、腸管、膣などの人間の体内に常在している菌の99%が扁性嫌気性菌になります。 体内に内在している嫌気性菌は細菌叢という生態系を形成し、その中で共存、排除を繰り返すことによって均衡状態を保ち、人体に害なく存在しています。 しかし細菌叢の均衡状態が手術、外傷、組織の虚血などによって崩れると、単独、或いは複数の菌が無菌領域に侵入し、嫌気性菌感染症を引き起こすことになります。 内在性嫌気性菌による感染症には、ガス壊疽、破傷風、ボツリヌス症、及び歯周病などがあり、いずれも腫瘍の形成、悪臭のする膿、及び組織の懐死の発現、組織内部、内臓などの酸素が行き届かない箇所における進行に特徴づけられます。 感染症を起こす頻度が高い菌としては、バクテロイデス・フラジリス、ペプトストレプトコッカス属、クロストリジウム属などがあげられますが、特にクロストリジウム属には毒性の高い食中毒の原因となるボツリヌス菌、ウエルシュ菌などの壊疽菌群、破傷風菌、下痢の原因といわれているクロストリジウム・ディフィシレなどが含まれています。 原虫とは単細胞生物のうち動物と同じく、運動能力や感覚を持ったものを意味しますが、現在では病原性のある単細胞の寄生虫を指しています。 人体に寄生し、感染症を発症させる原虫は大きく分けると赤痢アメーバ−などの根足虫類、膣トリコモナス症の原因であるトリコモナス原虫などの鞭毛虫類、各種マラリヤ原虫などの胞子虫類、下痢などを引き起こす大腸バランチジウムなどの繊毛虫類などがあります。 最も頻度が高い原虫感染症としては、性感染症の一つでもある膣(性器)トリコモナス症があげられます。 膣(性器)トリコモナス症は主に女性に多くみられる性感染症で、生殖期にある女性の約20%が感染しているとされています。 女性の膣(性器)トリコモナス症は、トリコモナス原虫が膣に侵入し増殖することによって発症し、黄緑色のおりもの、外陰部の痒みや痛み、性交痛などが一般的な症状として現れます。 男性においては性器トリコモナス症によって尿道感染症が発症させられることがあります。 トリコゾール 200mgの有効成分であるメトロニダゾールの作用機序については完全には解明されていません。 しかし、一般的には嫌気性菌や原虫に取り込まれたメトロニダゾールが、菌や原虫のDNAを損傷し、増殖のためのDNA合成を阻害する作用によるものと考えられています。  メトロダニゾールは菌内に取り込まれた後、還元型フェレドキシンという電子伝達系物質に反応し、構造を変化させる事が知られています。 この変化体が菌または原虫のDNA合成に必要不可欠なデオキシリボ核酸と電子伝達タンパクに結合することによって、DNAのらせん構造を不安定化し、菌または原虫のDNA合成を阻害することによって、静菌/殺菌作用を施すとされています。
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