失意がストレス性の心筋症を招く
米ジョンズ・ホプキンス大学(ボルチモア)の情報サイトによると、愛する人の死、失恋、失職など、突然の精神的ショックが心臓発作(心筋梗塞)に類似した症状を引き起こす可能性があるという。
これは、精神的ストレスがアドレナリンを分泌し、心臓に衝撃を与えて心筋を弱めることで発生する。こうした状態はストレス心筋症と呼ばれるが、患者には「失意症候群」と説明されることが多い。
通常は治療可能で、恒久的な損傷を与えることはまずないが、もし心臓発作が疑われるなら、直ちに診察を受けることが望ましい。念には念を入れることが大切だ。