野菜消費量は年々減少、果物は横ばい状況
健康ブームで、野菜や果物のビタミン、ミネラル、食物繊維などの効果・効能について、いろいろなメディアで盛んに取り上げられている現代。にもかかわらず、実は野菜の消費量は年々減少し、果物は横ばいの状態です。
テレビで野菜や果物が体に良いと報道されるたびに、スーパーや八百屋の店頭では、その紹介がされ、飛ぶように売れています。にもかかわらず1人当たりの年間の消費量が減少しているのは、日本人の食生活が菜食中心から欧米型の肉食中心に変化したからでしょう。それでは私たち日本人は、野菜や果物からどんな栄養素を摂取しているのでしょう。平成14年に厚生労働省が行った国民栄養調査によると、野菜については、最も多いのがビタミンA、ビタミンK、食物繊維、葉酸、ビタミンCの順。果物についてはビタミンC、食物繊維、ビタミンA、ビタミンB6、カリウムというように、他の方法では摂取することが難しい、微量栄養素といわれるビタミンやミネラルの多くを私たちは野菜と果物から摂取しています。
このように、体に重要な栄養素を多く含みながら、エネルギーや脂質はごく少量しか含まない野菜や果物はダイエット食品としてだけでなく、野菜はがん、心臓病、高血圧、果物は骨粗しょう症、眼病、血栓、動脈硬化、肝臓病などの予防効果への期待度が高く、さまざまな研究が行われています。
それでは私たち日本人は、野菜や果物をどの程度摂取すればいいのでしょうか?
平成13年に厚生労働省から発表された「健康日本21」の中では、成人1人当たりの目標摂取量を野菜350g、果物200gと定めています。それでは「野菜350g」とはどのくらいの量かというと、1人分の野菜サラダや小鉢に入ったおひたしなどの量を1皿約70gと考えて、野菜炒めなど、野菜の量が多いものを2皿と考えます。1日に、およそ5皿分の野菜料理を食べるように心がけるといいそうです。朝食に1皿、昼食に2皿、夕食に2皿ずつ野菜を摂取すれば目標に達する、と考えればわかりやすいですね。
また果物については200gのうち皮や種の部分を50gと考えて、果実部分を毎日150g摂取するのが理想だそう。
ただし、野菜や果物にアレルギー反応のある人や、薬の飲み合わせなどには十分気をつけて無理のないように少しずつ野菜や果物をうまく食生活の中に取り入れましょう。
野菜や果物のアレルギーが気になる人や、自分でオリジナルの健康ジュースを作りたい人にうれしいのがジューサーやミキサーです。しかし、従来のものは大きすぎたり掃除の手間などがかかり、なかなか毎日飲み続けるのは難しいものでした。
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