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大人の赤ニキビに涼血清営顆粒

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顔に出来るブツブツとしたにきび。イヤですね。 

なんといっても困ってしまうのが、しみやくすみと違って、コンシーラーやファンデーションで隠せない事!  

ゴツゴツとした下地には、どんなに高機能な化粧品を使ってもまったくといって良いほど効果ありませんよね。 

若いときのニキビは、成長期で急激に新陳代謝が高まるために起こります。 
体が成長しているときなので、皮膚の生まれ変わりのスピードがアップして、余な皮脂や油分が毛穴につまって炎症を起こしてしまうのです。 

思春期のニキビは、ある程度成長すると代謝と分泌のバランスが調ってくるので、あまり心配はありません。 

ただ、大人になっても思春期のニキビが改善しない場合や、年をとってから急激にブツブツが出てきた!なんて場合は要注意です!! 

なぜ要注意かというと、 
大人のニキビは体の内臓のトラブルが反映されて出来たものが大半を占めるからです。 
内臓の疲れや、栄養バランスの悪さといった、生活習慣が原因しているのです。 

「内臓はこんなに負荷がかかってるよ!」という、体の内側からのサインを放っておくわけにはいきませんよね。 
からだの中からクリーンにしなければいけません。 

漢方では、大人ニキビを、にきびの出る場所や、他の症状から、いくつかに分類して対処法を考えます。 

�@赤ら顔タイプ 

その特徴 
●口のまわりや小鼻、ほお、おでこに出来やすい。 
●ブツブツは赤い。小さめのにきびがポツンと出来る 
　ことも。 
●食欲旺盛であり、肉や辛いもの、脂っこいもの、甘いものがすき。 
●ストレスが強くイライラカッカしやすい。 
●目が疲れやすく充血しやすい。 
●のぼせやすい。 
●便秘がある。 

このタイプは、体にカッカした熱をもっています。 
普段から赤い顔の人に多く、辛いものやお酒など体が熱くなる事で悪化してしまいます。 

腸にも熱がこもる事で、便がかたくなり便秘も併発してしまっているというのがポイント。 
さらに舌を見てみると人に比べて真っ赤で体が燃えてしまっている事がわかります。 

このタイプは、体の血液からすっきり冷やすタイプの漢方薬、『涼血清営顆粒』がオススメです。 
熱く固まった便を出す事でも、体の熱を冷まします。 
にきびの上に、プツンとした膿があるのは、『熱毒』と呼ばれます。『百花蛇舌草』をプラスするといいでしょう。 

�A汚いオイリー顔タイプ 

その特徴 
●フェイスライン(ほお、あご、髪の毛の生え際)に沿って出やすい。 
●肌質はオイリーで、毛穴が大きく、ニキビあとが残りやすい。 
●怒りっぽく、顔がほてりやすい。 
●お酒をよく飲む。 
●肥満が気になる。 
●便が臭く、体臭もある。 

このタイプは、胃腸などに体のヘドロがたまってしまっているために、ニキビがでます。 
ヘドロとは、余分な熱と水分の事をさします。 
舌をみると、黄色いべったりとした苔がついている人に多く、大酒のみや、コレステロール値が高い人にもこのタイプが多いです。 

このようなタイプには、体のヘドロと取り除く、『星火温胆湯』と、『三爽茶』を合わせて飲みます。 
ニキビが大きく腫れて熱を持ち、膿んでいて黄色い汁が出るような場合は、『白花蛇舌草』も一緒にあわせて飲みましょう。 
『三爽茶』 

�Bカサカサにきびタイプ 

その特徴 
●にきびが出来るわりには、非常に乾燥肌で、 
　秋や冬になると、ファンデーションの乗りがわるい。 
●静電気を発しやすい。 
●シワ、たるみが気になる。 
●コロコロとした便がでる。 

このタイプは、皮脂分泌が少なく、潤いが不足、弾力が足りないのが特徴です。 
肌の栄養不足から皮膚を潤す力が弱くなり、にきびと乾燥を併せ持ちます。 
このタイプには、肌さびを抑え、老化を防止するビタミンEを大量に含む『紅沙棘(ほんさーじ)』で、お肌にハリを作ってあげましょう。 

『紅沙棘(ほんさーじ)』 

外用で、同じ『沙棘』からつくられた、保湿クリーム『せ・サージ』を併用すると、しっとり落ち着きますよ。 

『セ・サージ』 

�C黒いゴリゴリタイプ 

その特徴 
●にきびにさわると、芯があるように硬く、色は黒く(紫色の人も)ゴリゴリしている。 
●ほおやあごのほか、背中にもニキビが出やすい。 
●生理痛があったり、月経血にレバー状の塊が混じる。 
●子宮内膜症や筋腫がある。 

これは、からだの血液のめぐりが悪くなっておこるニキビです。 
舌の色が暗く紫色になっている方に多く、血液がドロドロしてしまっているというトラブルが背景にあるので、血の流れを良くする『冠元顆粒』と『星火逍遥丸』を 
一緒に服用します。 

また、肌トラブルに欠かせないのが「睡眠」と「食生活」と、「洗顔」です。 
夜は、出来るだけその日のうちにベッドにつくようにしましょう。 
食生活は、レトルトや冷凍食品をやめて、食物繊維を含んだからだの老廃物をすっきりだしてくれるものを取るように心がけます。 
そして、どんなに疲れていても「洗顔」はして布団につきましょうね。 
化粧を落とさずに寝ても、すぐ回復できるのは若いうちだけです。 

つるんとしたお肌で、年を重ねたいものですね。