美容と睡眠の深い関係
睡眠時間と、美肌作りにはかなり深い関係があります。
どんなにお手いれしていても、寝不足が続けば、吹き出物も
治らないし、かさついてメイクのノリも悪くなります。
そこで、今回は美容と睡眠の深い関係を探ってみることにします。
皮膚の細胞が活発に動くのは夜の10時〜2時。
肌はこの時間に十分な栄養を血液からもらい、肌荒れや
ニキビを修復したり、あたらしいきれいな細胞をせっせと
作り、古い角質を外に追い出したりしています。
この10時までにベッドに入るのが、美肌にとって理想的な
生活と言えるでしょう。
新しい細胞をつくる手助けをしてあげなければいけませn。
肌荒れがきになる方は、意識してでも睡眠をとるように心がけ
なければいけません。
また、中国医学では、肌を潤す「血」が不足すると、カサツキや
乾燥肌などのトラブルを引き起こすといわれています。
冬になると粉が吹いたようになる、爪が割れやすい、髪の毛が
パサつくなんていう症状ありませんか?
これは体の「血」が不足しているサインです。
この「血」は寝ている間に作られます。
夜更かしをして、睡眠時間が少なくなる事でも、「血」は不足して
しまうのです。
しっとり肌をめざす方は、この「血」をいつでも充実させて
あげないといけないんですね。
夜は、美容だけでなく、体力を補充する時間です。
「そんなこと言ったって、寝ようと思ってもなかなか寝れない!」
と不眠の悩みを抱えている方は、まず眠れるように
体のバランスの調子を整えることから、やっていかなければ
いけませんね。
漢方薬や、健康食品では睡眠障害といった症状を改善して
いくものがたくさんあります。
高血圧で眠れない人、心配事が多くて眠れない人、
カッカして興奮して眠れない人、疲れすぎて眠れない人、
などなどいろんなタイプがあります。
漢方薬では、その方の体質にあったものを探して飲んで
もらいます。そんな方は、一度相談くださいね。
話は最初に戻りますが、「やりたいことが多すぎて、夜10時
に寝るなんて絶対無理」という、ふくろう型の方は、
せめて、スキンケアは夜10時までにすませましょう。
寝る時間に合わせて日ごとにスキンケアの時間を変えて
しまうのは、あまり効果的な方法ではありません。
また、お風呂に入ったら、一時間以内に睡眠をとるように
するのが理想です。
それは、お風呂上りには化粧成分の浸透度が高まり、
入浴後じっくりとスキンケアをして、そのまま眠りに
つけるからという理由というのが一つ。
二つめは、体がポカポカしている状態で布団に入ると、
眠りに入りやすく、質のいい眠りを得られる事に
つながります。
金曜日のお肌より、月曜のお肌の調子がいいのは
ゆっくりリラックスして睡眠を取れたからです。
美肌のために、体のエネルギー充電のために、
今日からじっくり眠りましょうね。