よく眠ることが重要な理由
米ハーバード大学(マサチューセッツ州)発行のニュースレター「Harvard Women’s Health Watch」によると、睡眠をけちると健康問題につながるとして、十分な睡眠をとらねばならない6つの理由を挙げている:
・記憶のため-睡眠は学習と記憶を助ける。眠っている間に、脳は「記憶の固定」と呼ばれるプロセスで新しい情報をとどめている。
・スリムでいるため-慢性的な睡眠の欠如は、炭水化物を代謝し蓄積する過程に影響を与え、食欲をコントロールするホルモン値を変え、体重増加を招きかねない。
・安全のため-夜十分に睡眠がとれていないと、日中眠くなりやすく、転倒や交通事故、仕事上でのミスのリスクを増加させる。
・幸福のため-睡眠の欠如は、かんしゃく、短気、集中力の欠如、不機嫌を招く。また自分が好きな活動をするときに、疲れすぎていることになる。
・心臓のため-重度の睡眠障害と高血圧、ストレスホルモン値の増加、不規則な心拍との関係が研究からわかっている。
・強くあるため-睡眠の欠乏は免疫系を低下させる。