漢方生活「かぜ、花粉症」
木枯らしとともにかぜのシーズンがやってきます。かぜは、寒け、発熱、頭痛、鼻水、鼻づまり、 ノドの痛み、せき、たんなどの症状を訴える症候群で、そのほとんどがウイルスが原因と言われています。 特にインフルエンザは高熱が出たり、全身症状が現われたりしますので、軽く考えずに専門家(医師)にかかる必要があります。 今冬は漢方薬で、症状に応じた対策をとってみませんか。
とめどなく出るクシャミや鼻水、涙、そして鼻づまり。花粉症と呼ばれる鼻アレルギーは、原因物質(アレルゲン)を見つけにくく、市販の抗ヒスタミン剤による対症療法がよく知られています。アレルゲンとしてはハウスダスト(家の中のほこりやダニ)、ペットの毛、花粉(スギ、ヒノキ、ブタクサ、ヨモギなど)、我々は年中なんらかのアレルゲンにさらされています。そして春に大飛散するスギ花粉が花粉症のピークを形成します。春に向けて、アレルゲンに負けない体質づくりを漢方で考えてみませんか。