はちみつの食べ方
蜂蜜にはオリゴ糖とグルコン酸が含有され、ビフィズス菌を増やします。
蜂蜜を工夫して食べ、腸内環境の改善に役立てたいものです。蜂蜜の一般的な食べ方は次のようです。
そのままパンに塗ります。オリゴ糖を豊富に含有するきな粉と混ぜてからパンに塗っても美味しく頂けます。
蜂蜜を湯や冷水に溶かし、レモンを数滴落とすとさっぱりとした飲み物になります。風邪のときはそのままなめると咽の粘膜を保護し、咽の痛みを和らげます。カリンやレモンのスライスを一晩つけ込み、咽の痛いときになめると咽が爽快になります。咽には大根ハチミツも良く、スライスした大根に蜂蜜をかけると直ぐに大根の水分が抽出され、水っぽい蜂蜜が出来ます。大根やカリンなどを漬けると、蜂蜜の浸透圧でビタミンCや水溶性食物繊維が溶け出すので、有効成分も摂取出来ます。
酢の物など酸っぱい料理が苦手な方は、蜂蜜を加えると味がマイルドになります。青菜や豆乳にかけると、食材のミネラル吸収を高めます。肉や魚の下味に使うと食材が柔らかくなり、臭味も消え、加熱調理後は香ばしく頂けます。但し、蜂蜜を加熱すると焦げやすいので、火加減には注意が必要です。
青梅が店頭に並ぶ季節となりましたが、蜂蜜に青梅を漬け込み数日置くと、梅のエキスが吸い出され、大変香ばしい蜂蜜が出来上がります。
庭先のシソの葉を刻み、煮たってから3分程煮だし、葉を漉して蜂蜜を加えると、美味しいジュースが出来上がります。シソは体表の血行を良くし、発汗を促進するので、冷房で冷えた体を温めます。