掃除力はこうすればアップする! - 肝臓と腸を元気にする9か条(2)
9か条(2)―― よごれた腸をきれいにするために
【7】食物繊維をとる
食物繊維は便の量を増やし、腸に刺激を与え、排便を促進します。腸内細菌の環境も整えます。一日20gが目標ですが、野菜を300g食べても食物繊維は10g程度。野菜のほかに豆や芋、海藻、きのこを一日の食事の中でとるようにしましょう。
【8】朝食をとる
便意は体のリズムによって腸が刺激されて起こります。特に朝食は一日の生活のリズムを整える基本。朝、眠りから覚めて、腸は刺激を感じやすくなっています。朝食をとって腸の運動を活性化させましょう。
【9】水分をとる
水分をたっぷりとることで、便が適度にやわらかくなって排泄しやすくなります。朝起きたらコップ1杯の水を飲むようにすると、胃や腸を刺激し便意をもよおしやすくなります。
■ 疲れが見えにくい肝臓
肝臓は「沈黙の臓器」といわれているように、他の臓器に比べて疲労しても自覚症状がありません。しかしながら下記のような事項は確実に肝臓に負担をかけています。食事や生活を改善して肝臓をいたわってあげましょう。
●お酒をよく飲む。
●食べすぎる。
●睡眠不足が続いている。
●薬をよくのむ。
<肝臓が弱っているサイン>
●手のひらの各指のつけ根のふくらみの色が斑紋状になっている。
●AST、ALTの数値が3けた台になると要注意。(AST:13〜35IU/L、ALT:8〜48IU/Lが基準値)