妊娠中の適度な運動は効果的
医師の許可があれば、妊娠中の運動は健康を維持し、気分よく過ごすのに役立つ。妊娠中は激しい運動は避ける方がよいが、軽い運動には多くの利益がある。
小児の健康医療サービスを提供する米国の非営利団体Nemours Foundation(デラウェア州)は、以下のような利点を挙げている:
・気分がよくなり、活力が増し、夜よく眠れる。
・腰痛が軽減されるほか、背部、大腿部、臀部の筋肉が増強され、姿勢が改善される。
・ストレスや不安が軽減される。
・便秘のリスクの低下。
・妊娠中の体重増加を抑え、妊娠前の体重に戻りやすくなる。
運動が十分であるかどうかは、自分の身体が教えてくれるはずである。以下のような症状が1つでも出たら、直ちに運動を中止する。
・疲労感
・めまい
・動悸
・息切れ
・腰痛または骨盤の痛み