10代の米国女性がスキンピアスで乳房切除
人気ファッションのスキンピアスで最悪の出来事が発生した。AP通信によると、米インディアナ州在住の女性、Stephanie Edingtonさんは、18歳の誕生日に左乳房にピアスを開けたが、感染症に罹患し、悪化して左乳房を切除する結果となった。
米インディアナ大学癌(がん)センター教授のRobert Goulet Jr.博士は、ピアスの穴が、壊死性筋膜炎を発症する菌の進入経路になったと説明する。壊死性筋膜炎の原因菌は非常に短時間で組織を破壊する「肉食バクテリア」として知られている。また、患者は糖尿病に罹患しており、より感染しやすかった。
AP通信によると、Edingtonさんの状態は、8月29日にピアスを開けて以降、感染は悪化し、10月14日に病院に運び込まれた。Goulet博士によると、搬送時には、彼女の皮膚組織はほぼ全てが完全に死滅しており、状態は非常に悪かった。Edingtonさんは、積極的な抗生物質の治療を受けており、経過は良好だという。