褥瘡(じょくそう)の予防
褥瘡(床ずれ)は、血液供給が不十分な部位に発生する皮膚の外傷で、けがや疾患のため自分自身で自由に動けない患者に多く発症する。
米メリーランド大学医療センター(メリーランド州)は、動けない人や疼痛感覚のない人の痛みや危険性を高める褥瘡を予防するため、看護者に以下の対応を勧めている。
・皮膚の赤色化した箇所や過敏な箇所を注意深く、定期的にチェックする。
・皮膚への圧力が分散するように、患者の体勢を頻繁に変える。
・ベッドや車椅子に十分なパッドを施す。
・定期的に皮膚を洗い、乾燥させる。