パニック障害を見逃さない
パニック障害は、重いストレスや、結婚、子どもができるというような人生での大きな出来事がきっかけとなり発症する。パニック障害の特徴は、人により異なるパニック発作(突然襲ってくる強い恐怖感)が生じることである。
米国精神医学会(APA)によると、症状には以下のようなものがある:
・動悸(どうき)
・めまい、ふらつき
・呼吸困難、窒息感
・吐き気、震え、胸痛、発汗
・強い熱感または冷感
・理由のない強い恐怖感、死ぬのではないかという不安
精神的、身体的要因のいずれもパニック発作のきっかけとなる。このような要因について理解しておくことも、発現の予防のためには重要である。
行動修正、リラクゼーション法、投薬などの治療によりパニック発作を軽減させることができる。