子供の偏平足は心配ない
子供の偏平足は、足関節の接合がゆるいことで発生する。座っているときには正常に見えても、立って足に体重が乗ると、土踏まず部分が落ちてくる。偏平足は片足か、あるいは両足に生じる。
米国家庭医学会(AAFP)によると、2〜3歳までに土踏まずが形成されない場合は、偏平足といえる。通常は矯正外科手術や矯正靴などの必要はなく、小児、成人を問わず、偏平足が原因で深刻な状況に陥る人は少ない。
子供に足かくるぶしに痛みがある場合には、それが股関節や膝の障害によるものかどうか医師に診断してもらう。もし偏平足が原因ならば、足を補助し、不快感を取り除くために、靴の中敷やヒールカップの使用が勧められる。