歯ぎしり
ブラキシズム(歯ぎしりや歯の食いしばり)は、睡眠時に最もよくみられる。
米国歯科医師会(ADA)によると、最も多い原因の一つはストレスであるが、そのほかの因子として、睡眠障害、あごや歯、噛み合わせの不整合、歯列の不正などがあるという。
睡眠中の歯ぎしりや歯の食いしばりを自覚するのは難しいが、ブラキシズムには、頭痛、あごの痛み、歯痛、歯がぐらぐらするなどの症状が伴うこともある。
治療には主に、歯の磨耗を防ぐマウスガード(歯科医が患者に合わせて選んだもの)が用いられる。ストレスが根本の原因である場合、理学療法、筋弛緩薬およびカウンセリングも有用である