背中に美しさが現われる?
姿勢と美しさの関係って?
立春は過ぎてもまだまた寒さはこれから。寒さが苦手なおばさんは中々外にも出ないし、出かけてもせいぜい近くのスーパーという情けなさ。前回の節酒から禁酒に成功したことで、今年は美の追求に命を懸ける!とばかり、(おっとその前に化粧を覚えなきゃ・・・)今回は姿勢が体調に与える影響を考えてみました。
いつでも「見られている」緊張感が、あなたを美しくします!
実は昨秋、ウイーンフィルハーモニーが来日した際、東京まで追っかけして来ました。何しろ昭和30年代生まれ、同級生で気の利いたお家にはピアノ、ステレオは普通でしたが、音楽とは無縁の人生。それでも死ぬまでにはストラデイヴァリウスの音を生で聞いてみたい!とおもっておりました。その音はいかなるもの・・・と心待ちにしているとカツ,カツ、カツと凛々しく歩いてこられる指揮者が・・・お、おっ、世界的に有名なリッカルド・ムーテイ氏の姿が。彼は60歳をこえているのにその若々しさ、機敏に指揮する姿には年齢を感じさせないエネルギーがみなぎっていました。やはりいつも後ろから見られているので緊張感がそうさせているのでしょうか。他にも女優さん・モデルさん、日常人にたくさん見られる方々が、見られることでアドレナリンが出て肌も美しく、スリムになるのと同じかも。
死語ですが昔は「バック・シャン」という言葉がありました。「後ろ姿の美人」(バックは後ろ、シャンはドイツ語の美人のシェーンが変化したようです)。後ろからの立ち振る舞い、姿勢がいいだけでも数割美しく見えるということでしょうか?
先ほども書きましたがあまり行動半径が狭すぎると筋力も低下、何より人に見られることが減り緊張感も減少気味。「見られているという意識」って大切ですね。よく鏡を見ると美しくなるともいわれますが、まめに後姿も鏡でチエックしましょう。背中を見つめられている感覚で過ごすと広背筋、僧房筋なども鍛えられ、姿勢の改善も期待できそうです。春に向けて気持ちも体も張りをもっていってみましょう!