慢性疲労症候群の症状と治療法
米疾病対策予防センター(CDC)によると、慢性疲労症候群(CFS)は、極端な疲労感が6カ月以上続き、他の疾患が原因とは考えられない疾患である。CFSの症状は、睡眠で改善することはなく、身体的活動によって悪化する。
疲労以外の症状としては、筋肉痛や筋脱力、記憶力や集中力の低下が挙げられる。患者は男性より女性ではるかに多く、そのほとんどが40〜50歳である。
CFSを正式に診断する検査や手法はない。治療は主に症状緩和に向けられ、また、ストレスや過剰な運動を軽減することで予防できる。食事内容の変更や理学療法も適切な治療方法となる。