ハーブサプリメントの摂取は慎重に
ハーブサプリメント(栄養補助食品)製造者は、関節炎、頭痛、風邪などの疾患や症状の治療や予防にサプリメントが役立つと宣伝するが、米国家庭医学会(AAFR)は、摂取するならば、自分の病気について事前にしっかり調べるべきだと忠告している。
AAFRは、ハーブサプリメントには天然成分が含まれているが、中には体調を崩す原因となるアレルゲンや化学成分を含有するものもあるという。こうした物質は、商品ラベルに必ずしも記載されているとは限らない。
糖尿病、高血圧、てんかん、血栓性障害、パーキンソン病、心疾患、肝臓や甲状腺機能障害のある人は、注意が必要だ。AAFRはまた、精神疾患や免疫系に問題のある人は特に慎重になるべきだと忠告している。