健康願望の新年の誓いを実現するために
「今年こそは健康な年を」との新たな誓いを守るのに毎年苦労している人に、米国の高齢者健康教育機関であるICAAの専門家からの助言。
まず始めに、1日15分を次の4日間をどのようにスタートするかを計画する時間にあてる。そして友人と気持ちを分かち合うことでモチベーションを高めたり、コミュニティーセンターなどで同好会(クラブ)を立ち上げることを試みる。
以下健康に年をとるための心得10カ条:
・履き心地のよい靴を購入する。足に合った靴が基本となる。足の痛みは加齢とは関係しない。
・頭のシャープさを維持するためにゲームをする。他人と交わるよい機会ともなる。
・散歩をする。下半身を強化し、運動能力を維持して、認知力低下を防ぐ。
・バランス運動を日常生活に取り入れる。バランスが良ければ、転倒を避けられる。
・眼科検診を受ける。米国医師会誌「J AMA」掲載の研究によると、60歳以上の視覚障害者の多くが補正レンズで改善した。
・身体活動を増やす。庭や家の手入れ、近隣の店まで歩く、週単位のウォーキングデーを決めるなど。
・家族、友人、隣人との人間関係を育む。社会的繋がりは、精神衛生によい。
・果物や野菜を多く摂取する。
・たくさん笑う。笑うと血液循環や免疫システム、精神機能が向上する。
・毎晩7〜8時間睡眠する。入眠困難などがある場合には、昼寝を止めたり、定期的な運動を行う。生活習慣の改善は薬よりも効果がある。
これらの事項すべてを一度に行う必要はなく、数カ月かけて開始するように試みる。