こんなものまでセックスでうつるの?性感染症のお話
ボーナスでお財布も暖かく、ウキウキ気分に気持ちもおおらか、年も改まり新年の食事会などで出会いも増えて楽しい季節がやってきましたね。けれども冬は、空気が乾燥しやすいために、ウイルスにとって増殖しやすい状況。インフルエンザを始め、ロタウイルス・ノロウイルスなど胃腸障害を起こすウイルスも増殖し、寒さと多忙で疲れた体を蝕みます。
エイズだけじゃない!性交渉から引き起こされる様々な感染症
さて、性感染症は、クラミジア、淋病、エイズなどがとくに有名ですが、基本的に、セックスでうつるものは全て(たとえば極端な話風邪でも!?)性感染症と考えることができます。なんと、肝炎などもセックスでまれにうつる場合があるのです。特に深刻なのはB型肝炎、C型肝炎。激しい症状を伴わず、深く静かに(ステルス戦闘機か!?)進行することもあり、急に黄疸が出る、尿の色が異常に濃い(紅茶の様に)、原因がわからない異常なだるさなどがあれば、知らない間に肝炎に侵されている可能性があります。肝炎はA型肝炎以外、基本的には血液からの感染が主で、セックスでの感染は多くはありませんが、不特定多数の人との関係からいつうつされたかわからない、また、知らずに大切な人にうつしてしまう、ということもあります。
自分と自分の大事なパートナーを守るために・・・
また、最近のセックスの多様化により、オーラルセックス、アナルセックスなどから意外なかたちで感染が起こっています。自分と自分の大事なパートナーを守るためにも、いかなる時もセックスの際にはコンドームの装着を守り、いわゆるセーフティーセックスを心がけましょう。