風邪とアレルギーを見分ける方法
米国アレルギー喘息免疫学会(AAAAI)によると、米国では何百万もの人が1年を通じて生じる自分のアレルギー症状を頻繁な風邪と混同している可能性がある。
風邪の原因はウイルス感染であるが、継続的なアレルギーは吸入された「アレルゲン」と称する空中の微小粒子に体が物理的に反応するもので、チリダニ、毛皮に覆われたペット、ゴキブリ、カビおよび真菌など屋内の誘因によって生じることが多い。
くしゃみや鼻詰まり、鼻水など一部の症状は双方で類似しているが、発熱や色のついた鼻水、痛みが伴う場合はおそらく風邪である。
副鼻腔感染が関与していない限り、アレルギーに発熱は見られず、鼻水は透明である。また、風邪の継続期間は約1週間であるが、アレルギーの症状はいつまでも続く。