耳に害を及ぼさない適正音量は
ステレオの音量を上げたくなったら、音量と難聴との関係に留意することが賢明である。
ヘルスカナダによると、科学者らが補正デシベル(デシベルA)と称する単位で様々な音響レベルを測定し、それらが聴力に与える影響を示している。それによると、
・70dBAレベル未満の音は、どれほど長く聞き続けても難聴リスクとは無関係である。この音量で聴く音楽は、4ドアの自家用車の窓を閉めて高速道路を走っている時の音とほぼ同じである。
・70dBAレベルを超える音では、毎日の曝露時間が重要な危険因子となる。例えば、85dBAの音は、1日の曝露時間が45分未満であれば問題ないが、時間が長くなるにつれて、難聴リスクが高まる。
難聴リスクを低減させる方法は以下のとおりである:
・安全に楽しめるレベルの音を維持する。1ヤード(約0.9メートル)先の人が叫ばなければ聞こえないような音は大きすぎる。
・音質をよくする他の方法を用いる。例えば、ボリュームを下げながら低音の音量を僅かに上げる。
・大音響で音楽を聴く時間を制限する。