メディカルテクノロジー最前線短時間で全身検査、小さなガンも高確率で発見!PET検診
相変わらず、日本人の死亡原因のトップの座に居すわるガン。さまざまな手術法、治療法、抗がん剤などが開発されていますが、何よりも大切なのは早期発見と早期治療です。そこでいま注目されているのがPET(ペット)検診。PETとは、短時間で全身のガンの有無を調べ、さらにガンの悪性度まで鑑別できるという画期的な検査装置です。
ブドウ糖代謝が盛んなガン細胞の性質を利用して小さなガンも超早期に発見できる。
PET(ペット)とは「ポジトロン・エミッション・トモグラフィ(Positron Emission Tomography/陽電子放射断層撮影装置)」の略で、ポジトロンCTとも呼ばれます。
ガン細胞は代謝が盛んで、正常細胞に比べて3〜8倍ものブドウ糖を吸収・消費するという特徴があります。そこでPETでは、ブドウ糖を標識した放射性薬剤・FDG(フルオロ・デオキシ・グルコース)を体内に注入し、この動きを撮影します。ブドウ糖はガン細胞に集まるため、この集積状態を見れば体の中に潜んでいた小さなガンまで検出できる可能性があります。
発見率の違い
・一般検診 0.08%
・人間ドック 0.50%
・PET検診 2.0〜2.24% ※ダントツの発見率
腫瘍の良悪性の判別に優れている
PETは、発見されたガンが悪性か良性かの判定や、悪性度の診断にも役立ちます。というのも、ガンはブドウ糖代謝が活発なほど増殖能力が高まり、悪性度も比例して高くなるからです。PETは糖の代謝状況が色の変化で表れるため、この違いを見れば、再発か転移かなど、ガンのタイプまでわかる可能性があります。ただし、部位によっては診断が不得意なものがあるので、CTやMRI検査との併用がおすすめ。総合的に評価することで、正診率がより高まります。
着衣のまま、痛みや不快感を伴わない
発検査は、まずFDG薬剤を受診者の静脈に注入し、40分ほど安静にします。FDGが全身に行きわたったところで、約30分かけて断層撮影をします。この間、準備などを含めても約2時間。着衣のまま、苦痛や不快感を伴うことなく、眼下あたりから大腿部までの内臓が撮影できます。ちなみに、PET検査で使うFDGはアイソトープを含む薬剤。注入されるアイソトープの量は少なく、半減期も110分と非常に短いため、被曝量は人体にほとんど影響のないごく微量。他の薬剤成分も、ブドウ糖の一種なので副作用の心配はまずありません。
ますます広がるPET検診のネットワーク
ガンの早期発見・早期治療に役立つPET検診を希望される方に加盟医療機器を紹介してくれるのが「PET NET JAPAN」です。現在加盟機関は全国に10ヵ所(2004/10/8時点)。今後もその数は増えることが予想され、ますます、PET検診が身近になります。
PET NET JAPAN 検診施設一覧
1. 札幌市 セントラルCIクリニック 2. 栃木県 宇都宮セントラルクリニック
3. 東京都 西台クリニック画像センター 4. 横浜市 ゆうあいクリニック
5. 京都府 タケダ放射線科クリニック 6. 大阪府 東天満クリニック
7. 岡山県 岡山旭東病院 8. 宮崎県 藤元早鈴病院
MSN限定特典:優先予約受付中!(※通常3〜4ヶ月待ち)
1. まずはお電話ください。
『PET NET JAPAN』提携コールセンター(株式会社 壮快美健館)
フリーダイヤル:0120-181-006
※お電話の際、「MSN健康」を見ましたとお伝えください。
2. お電話でご相談の上、お近くの提携PET検診センターをご紹介します。
お客様の「お名前」「ご住所」「お電話番号」などをお伺いした上で、ご希望の検診地域とご希望日(第1〜3)をお伺い致します。また、各検診センターにより検診内容が若干差がありますので、ご希望の検診内容をお伺いした上で、まずは資料を送付させていただきます。
※ご希望の日時にご予約いただけない場合もございます。
3. 資料到着頃にPET NET JAPANより正式のご連絡いたします。
※検診コースの確定と日時の確定。お支払いは検診当日になります。
ご利用料金の目安(さらに、3,000円割引特典実施中)
・PET検診のみコース \90,000〜
・PET検診1泊コース \235,200〜