気づきからはじまる「こころの健康」
「こころ」の健康、管理できていますか?
残暑が厳しく続いていますが、あなたのこころとカラダ、健康ですか?カラダに変調を来たした時、みなさんはどうされますか?お薬を飲んでみる、病院に行ってみるという方が多いのではないでしょうか?
では、こころがしんどくなってしまった時、みなさんはどうされますか??カラダのことには敏感でも、意外と自分のこころの状態には無頓着なことが多いのではないでしょうか?自分の情緒的な限界がどれくらいなのかというのは見えないし、なかなか把握できないものです。
実はこころの仕組みとしては以下のようなことが起こります。人間のこころには、人それぞれキャパシティがあります。「こころの箱」がカラダの中に入っているとイメージしてみてください。そのこころの箱は、色んな感情が出入りします。普段からその感情を適切に出し入れしているといいのですが、人によってはその箱がパンパンになるくらい感情を溜め込んでしまう人がいます。あまりに溜め込みすぎると、こころの機能として、何かのきっかけで箱がパーンと開いてしまい、入っていた感情をすべて放出してしまうということが起きます。そのあとは感情が溢れてコントロールが難しくなってしまいます。
疲れてしまった「こころ」のケア、まずは「気づき」から。
ではどうすればこころのケアができるのか?その第一歩は、自分が「今どんな状態なのか、どんな感情を持っているか」に気づくことです。今悲しいのか、怒っているのか、辛いのか・・・。気がついていれば感情に振り回されることなく、コントロールすることが可能です。
こころの健康は「気づき」からはじまります。もちろん自分で「気づく」以外に「気づき」は人とのコミュニケーションの中で生まれることが多いといえます。普段から自分の感じている気持ちを人に聞いてもらったりするのも、何かに気づくきっかけとなります。日常のケアとして、気軽に心理カウンセリングを利用してみるのもいいでしょう。「気づき」を高めること、それがあなたのこころの健康を作るのです。