寝つきだけでなく寝覚めの悪い人も、良い眠りをとるために。
不眠症といえば一般には、なかなか眠れない、寝つきが悪いなどと思われがちですが、 寝つきはよくても、寝覚めが悪く、夜中によく目が覚めたり、寝ても寝ても疲れが取れない、というような人も、不眠症になるのではと思います。
積極的に「リラックスモード」になろう
不眠症の原因は、なんらかの理由で、眠るときに「リラックスモード(副交感神経優位)」にならずに「緊張モード(交感神経優位)」のままになってしまっていることが考えられます。(例えばひどい首肩こりのある場合など、筋肉が常に緊張しているので、神経も常に緊張した状態になってしまいます。)
そこで寝る前には、積極的に「リラックスモード」になるようにしましょう。方法は以下の通りです。
・ 昼間に運動して、身体を適度に疲れさせる。(頭と身体の疲れのバランスを取る)
・ リラックス効果のある香りを嗅ぐ。
・ カフェインを含まない温かいお茶(ほうじ茶、ハーブティーなど)を飲む。
・ 寝る直前には、照明やテレビを消して神経を刺激しないようにする。
などがあります。
特にオススメなリラックス法は、
『ぬるめのお風呂にゆっくりつかる。』
1.これだけで身体は「リラックスモード」に切り替わります。
2.お湯の温度が大事なので、必ず浴槽の温度を測って、38〜40度の範囲で温度調
節をしてください。
3.寝つきがよくなるだけでなく、良い睡眠が取れ、寝覚めもよくなります。
4.特に、朝起きても「あーしんどい。」っていう方はぜひ、試してみてください。
寝るときに、良いことを思い浮かべる
人間はなぜか、悩みや悪いことだけをよく思い出すように出来ていて、自分で自分にストレスを与えてしまう生き物です。これが不眠症の原因な人も多いでしょう。思い当たる人は、ぜひ、寝るときに、悪いこと、考えても結論の出ない悩みは、考えるのをやめて、積極的にその日あった良いことや嬉しいこと、心が和むことを思い出して、幸せな気持ちで眠りについてくださいね。