A1c検査とは
糖尿病患者の多くは毎日自宅で血糖値をチェックしているが、医師にとっては患者の長期的な疾患管理の状態を知ることも重要である。
A1c検査は、糖化ヘモグロビンまたはHbA1c(検査)とも呼ばれ、過去120日(赤血球のおおよその寿命)の血糖値がわかるというもの。
米国糖尿病協会(ADA)によると、A1c検査の結果をみれば、医師が処方した糖尿病治療が意図したとおりに奏効しているかを知る手掛かりになる。
この検査は、少なくとも年2回は実施する必要があるとADAは述べている。血糖値の管理に問題がある場合や、治療計画が最近変更された場合は、これより頻繁に検査をすることもある。