健常者にアスピリンの長期使用は適さず
米国のテレビコマーシャルでは、心臓発作(心筋梗塞)と脳卒中の予防としてアスピリンの使用を盛んに勧めているが、米食品医薬品局(FDA)によると、日常的なアスピリンの服用は誰にでも適するわけではないという。
専門家の多くは、健常者が長期間日常的にアスピリンを使用する必要はないと考えている。
アスピリンは、心臓発作や脳卒中のリスクがある人にとっては危険な血栓の形成を予防するのに役立つが、胃の出血、脳出血および腎不全などの副作用の可能性もあるという。
なお、市販薬を長期間使用するときは、事前に医師に相談するほうがよい。