10代の若者に人気の発泡性アルコール飲料“アルコポップス
米カリフォルニア州の若者300人以上を対象とした聞き取り調査で、10代の多くは、発泡性のフルーティーなアルコール“アルコポップス alcopops”-アルコール(alcohol)とソーダ水(pop)の造語-を飲むのは楽しくて格好良く、酔うこともないと考えていることが明らかになった。
彼らは、スミノフアイスやMike’s Hard Lemonadeなどのアルコポップスを美化した広告にあおられているようだ。寄せられたコメントのいくつかを紹介すると:
・「気が遠くなることもないし、コントロールできる飲み物だよ。飲むと気分が良くなるんだ」
・「ほとんどのアルコポップスは、あんまり酔わないのよ。だからスゴイ人気なんだと思うわ。ソフトドリンクみたいだから」
・「目にすればするほど、飲んでみなきゃいけないって気になるよ。美味しかったらもっと飲みたくなるよね」
・「広告に登場する人物はいつも格好いいし、素面(しらふ)でしょ?酔っ払うとか、おかしな行動もしてないし」
調査結果は、未成年者の飲酒の地域への悪影響を審議する「青少年と家族に関するカリフォルニア州上院特別委員会」の公聴会で、応用研究ソリューションセンター(CARS)によって公表された。