楽しくおいしく、カロリーコントロール!
カロリーをとり過ぎないために気をつけていることは?
■「寝る前に食べない」ほか、脂っこいものや間食を我慢する人も多い
(上)アンケートの結果 肥満人口が年々増えている日本。それにともない、糖尿病などの生活習慣病にかかる人も急増しています。これらの予防や改善において重要なキーワードのひとつが「カロリー」。そこで今回は、カロリーを抑えるために気をつけていることを聞いてみました。
1位は「寝る前に食べない」。3人に1人がこう答えています。夜遅い時間に食べたものは睡眠中に脂肪となって身につきやすいため、これは健康維持やダイエットにおいて、もはや鉄則。それによって1日の総摂取カロリーも減らせますしね。
続く2位は「脂っこいものをとらない」。揚げ物やファストフードなどのカロリーは相当なものですから、まずはそこを気をつけよう、という人も多いようです。
そして3位は「間食をしない」。気がついたら何か口に入れている、何か食べていないと落ち着かない……という人は、まずここから改めていくといいかもしれません。
■我慢づくしの生活は、長つづきしない
上の選択肢はどれもカロリーをとり過ぎないために重要なことばかり。これらをすべて無理なくこなせれば問題はないのですが、実際はなかなかうまくいきません。たとえば「寝る前は食べない」と決めても、どうしてもおなかがすいて耐えられなくなったとき、あなたはどうしますか?
とにかく耐える! でもよいのですが、我慢一辺倒の無理な生活スタイルは、途中で挫折もしやすいもの。ストレスがたまって体にかえって悪影響を与えることもあります。
カロリーコントロールは、私たちがいつまでも健康に暮らしていくための、一生のテーマ。自分にとってどんな形が無理なくつづけやすいか、何を優先すべきかなど、じっくり考えてみてください。