マツリカの管理 開花鉢の入荷は例年、夏〜秋です。
マツリカは別名をアラビアジャスミンとも言い、インドやイラン東南アジアなどに自生。
日本では半ば観葉植物的に育成されると良いと思います。
半つる性の植物ですので、ある程度の大きさまでは直立していますが、大きく成長して
くるとトレリスなど、支柱が必要となります。行灯仕立てなどでも良いでしょう。
・花は平均6〜8月。4月〜秋までは戸外で管理。肥料もこの間に置き肥を株元に。
・半つる性ですので、花後の剪定は、花茎の部分を切り取る程度で。
・初夏〜秋まで繰り返し咲きますので、開花の時期は7〜10日に1回程度
水やり代わりに、薄めの液肥を与えてください。
・香りのある白い花の宿命?とでも言いましょうか、花は茶色く変色しやすいです。
もともと蕾〜開花のスパンが短い植物ですので、変化も早いようです。
雨や水やりの水が当たると変色しやすくなるので、注意してください。
・耐寒温度が0度前後まで。でもできれば5℃以上が適していますので、それ以下に
ならない所で越冬。窓越しに光が当たる所が最適です。水やりは控えめに。
15℃以上を保てば室内でもゆっくり生育を続け、花も見られます。
・挿し芽や株分けも↑の戸外管理の頃にできます。真夏は避けて下さい。
その年伸びた枝で、ある程度かたくなった「半熟枝」を挿します。
暑さには強いので水切れさえなければ元気に成長します。
・花芽が多いほど、葉色が薄くなる傾向があるようです。肥料切れに注意。